Javascriptが無効になっているため、正常に表示できない場合があります。

サックス タンポ交換

修理実例

サックス タンポ交換
サックス タンポ交換

今回はサックスのタンポ交換修理についてご紹介します。

クラリネットやフルートのタンポは、フィッシュスキンという破れやすい素材で作られていますが、

サックスのタンポは、動物の革で作られており、破れにくいのが特徴です。

そのため奏者はタンポが破れていることに気が付きにくく、

音がなりにくい、雑音がする、と言って修理に持って来られ、

初めてタンポが破れているのに気がつく方もいらっしゃいます。

特に破れやすいのが、
左手サイドキイ(スプーンキイ)の部分とクローズドキイ(いつも閉まっている状態のキイ)です。

SONY DSCSONY DSC

お持ちの楽器、こんな状態になっていませんか?

破れてから修理に持って来られる方が多いですが、
実は破れていなくても、タンポを交換する必要がある場合もあります。

下記の写真の様に黒く汚れていたり、

SONY DSC

中心部分に付いているレゾネーター(金属部分)がくすんでいる場合は交換をお勧め致します。

SONY DSC

タンポはトーンホール(穴)を塞いでくれる役割をしていますので、
汚れがあると隙間ができてしまいます。

また、レゾネーター(金属部分)は音を伝える部分になるので、
錆びてしまうと機能を果たさず、逆に響きを止めてしまう事もあります。

早めに修理に出して、新しいタンポに交換してもらいましょう。
古いのと並べると一目瞭然です。

SONY DSC

交換するべきなのか悩んだ時は是非一度ご相談下さい。

技術者が直接タンポを見て交換、修理するべきかお伝えいたします。
遠方の方や、来店の時間が無いというお客様は、メールで写真を送って頂いても大丈夫です。